今回は、鳥取・砂像制作プロジェクト2013とは何か?ということを紹介させていただきます。
鳥取・砂像制作プロジェクトとは 京都造形芸術大学のリアルワークプロジェクトの一環で、鳥取市気高町と京都造形芸術大学とのコラボレーション企画でもあります。本学の学生たちは8月前半に鳥取市気高町にて 地元の有志の方々と砂像作品を制作します。
このプロジェクトの目的は鳥取市気高町の地域振興でもあり、砂像制作のイベントによって、砂という資源でも地域振興の一環になるということを地元の人に気づいてもらい、それが地元の人々が自分達の町を盛り上げるアクションを起こすきっかけになることをこのプロジェクトは望んでいます。住んでいると当たり前に感じてしまい気づけない町の魅力を芸術大学の学生達だからこそ見出せるのです。
(以下砂像プロジェクト)
----------------------今年度の主な活動内容と流れ----------------------------
5月初旬 ・メンバー決定 ・現地フィールドワーク
5月中旬〜6月中旬 ・砂像のデザイン案検討、決定
6月中旬〜6月末 ・砂像の模型制作
5月末〜7月末 ・鳥取から運んできた砂を使っての砂像制作練習
8月初旬〜8月末 ・大学出発、現地到着
・砂像制作(3日間)
・砂像作品達のライトアップによる完成セレモニー
・大学へ到着
・砂像制作のポートフォリオを制作
*オレンジ文字は鳥取での活動
---------------------------------------------------------------------------
砂像は完成直前でないと固定剤が使えず、基本砂と水だけで制作されます。途中で像が崩れるかもしれない危険を背負いながら慎重に制作していく作業ですが、昨年は 底面積2m×2m、高さ1.5mもの像を無事作り上げています。
以下の写真は2012年度の活動のものです。
昨年の砂像作品 トビウオがモチーフ
砂像の制作風景
昨年の継続メンバーに新規メンバーの加わった今年の砂像プロジェクト、
砂像制作を通して学生メンバーがどのように奮闘し、成長していくのか
取材を通してお伝えしていきたいと思います。
また、今年は昨年にはなかった企画も立ち上がったので、それは後ほどお伝えしていきます!
指導教員:関本徹生教授(プロジェクトセンター副センター長、芸術学部教授)
担当職員:岡本 斐、久保 奨
TA(ティーチングアシスタント):小林 寛基 美術工芸学科
学生メンバー 美術工芸学科 3名
情報デザイン学科 4名
環境デザイン学科 2名
空間演出デザイン学科 2名
プロダクトデザイン学科 3名
歴史遺産学科 1名
計 15名
鳥取・砂像制作プロジェクト取材担当:梶原