今回はHAPii+プロジェクトの紹介記事を書かせていただきます。
HAPii+プロジェクトとは、2009年度より取り組んでいる京都造形芸術大学のリアルワークプロジェクトのひとつです。
本学の学生たちが医療現場の実情を知り、「いのちの現場で描く」ことの意味を考え、自分たちで企画・制作を行っています。
依頼者である京都府立医科大学附属病院、総合監修者であるNPO法人アーツプロジェクトとの恊働関係のもと、アート・デザインによる医療環境の改善を実施しています。(参考・HAPii+Facebookページより)
ホスピタルアートは、医療や介護の現場をアートの力でより良くする活動のことです。
この活動の対象は、病院に通院・入院している患者さんに留まらず、付き添いの家族の方々、働いている医師・看護師も含まれています。
学生たちはただ自分たちの好きな絵を描くのではなく、その絵を見てくれる人のことを考えて制作をします。
このプロジェクトをやり遂げた学生たちが一年後どのように成長するのか、取材し皆さんにお伝えしていきたいと思います。
今年度の主な活動内容と流れ
5月上旬 メンバー決定
キックオフミーティング
5月上旬〜6月上旬 ホスピタルアート、ワークショップ、小児医療、HAPii+についてリサーチ、プレゼン
5月下旬 京都府立医科大学附属病院見学、ホスピタルアート特別講義
6月中旬 制作練習
6月下旬 コンセプト決定、中間報告
7月中旬 京都府立医科大学附属病院へプレゼン
8月中旬 全体ミーティング(制作、ワークショップ打ち合わせ)
8月下旬〜9月下旬 制作実施
10月下旬〜11月上旬 ワークショップ実施
以下の写真は2012年度の活動のものです。

↑院内に設置されたフレスコ画

↑院内の壁やドアに施されたカッティングシート

↑学内での作業風景
~プロジェクトメンバー紹介~
指導教員 由井 武人(通信教育学部洋画コース 講師)
顧問教員 森本 玄(こども芸術学科 教授)
担当職員 岡本 斐・久保 奨
TA(ティーチングアシスタント) 後藤 明美(こども芸術学科3年生)
学生メンバー 美術工芸学科 3名
マンガ学科 1名
情報デザイン学科 5名
空間演出デザイン学科 4名
こども芸術学科 7名
歴史遺産学科 2名
京都府立医科大学 医学科 1名
計 23名
まか通と同じく、HAPii+も二人で協力してブログを書いていきますのでよろしくお願いします!
山崎
ラベル:HAPii+