2012年12月31日

まか通プロジェクト活動報告「12月イベント・リュウコウ×デントウ」

こんにちは、まか通プロジェクト取材担当の中村です。

2012年も残すところあと数時間となりましたね。今年は皆さんにとって、どんな一年でしたでしょうか。私はプロジェクトオペレーションの仕事に卒業制作(大学での最終制作課題)など、大学生活の中では最も慌ただしく、また学ぶことの多い一年だったと感じています。

さて、今年最後となるまか通プロジェクトの活動報告内容は、
今月16日(日)に開催されたイベント……
「リュウコウ×デントウ」についてです!


小野邸前
今回会場となったのは、京都市東山区六原地域にある京町家。チラシなどでは「町家小野邸」と案内されています。ここはまか通が活動拠点としている「六原ハウス(東山区薬師町)」にもほど近い場所で、毎年12月のイベントでは会場としてお借りしているそうです。


第1部開始前
(写真は第1部開始前の会場)
第1部は「流行と伝統」をテーマとした、関本徹生先生(京都造形芸術大学
教授)とゲストの杉本佳男さん(放送作家)によるトークショー。

まずは、「流行=流れ行くもの」、「伝統=色々なものをまとめて(統)伝える」、というそれぞれの文字の意味を関本先生が解説され、その後対談を通してこの2つに関連する様々な話を披露して下さいました。

例えば、お正月に飾る「鏡餅」。古くから伝わる風習であり、伝統的なお正月飾りとも言えるこの鏡餅ですが、その由来は「」にあるのだそうです。

鏡餅
古来より、神の化身や神そのものとされてきた蛇。蛇のことを古語では「カカ」と呼ぶそうなのですが、鏡餅の鏡(カガ・ミ)とは「カカ身」または「カカ目」のことで……なんと鏡餅は「蛇の身や目」を表しているのだとか!
確かに鏡餅は、横から見ると「とぐろを巻いた蛇」、上から見下ろせば「蛇の目」のようにも見える気がします。

また、蛇を神としてあがめ始めたのは縄文時代から始まっているそうで、蛇を身に付けた巫女の土偶の発見などからも、古くから蛇を神やその象徴としてみていたことが伺えるとか。

実は神として見立てていた「鏡餅」。鏡餅の由来は他にも様々な説があるようですが、この話もとても面白いなと感じます。 そして蛇を特別なものとして見る伝統は、縄文時代から始まっていたということに驚きました。


他にも、「古いことでも発信すれば流行になる」などのお話もされ、例として「ファッションは昔流行したものを取り上げてまた流行をつくっている」とも話されました。
確かに、古い映画か何かで見たことのあるような服装が「今の流行」として取り上げられていることがありますね。

最後に、流行と伝統は紙一重と関本先生が話され、第1部は終了しました。始まる前は「少し固くて難しいトーク内容なのかな?」と思っていた今回のトークショー。しかし全くそんなことはなく、身近にある物事から「流行とは何か、伝統とは何か」を探り、また見つめ直していくものとなっていました。


休憩時間を迎えると、まか通メンバーたちの手によりササッと道具の配置換えなどがなされ……
第2部開始前
第2部の準備が完了しました!

ちなみに、第1部、第2部共にゲストさんたちがお話する様子の写真は、 客席からのカメラ撮影は行えないため撮っていません。そのため掲載はできませんが、まか通のブログではばっちり見ることができますので、ぜひそちらもご覧下さい!


第2部は、アマチュア落語家・雲水坊風之助さんによる落語です。演目に入る前の前振りで「政党ブーム」や「落語ブーム」について面白おかしく語っていただいた後、米揚げ笊(こめあげいかき)という噺が始まりました。

大阪の堂島を舞台にしたこの落語。タイトルでもある「米揚げ笊」とは、研いだお米を水から揚げ水切りに使うザルのことだそうです。笊売りをすることになった男と、男の「売り言葉」を気に入った米相場師の主人との掛け合いが非常に楽しいお噺でした。


どんな面白さかは……書きたかったのですが、こればかりは「実際に見てみなくちゃ分からない」! 落語を見たのは今回が初めてだったのですが、雲水坊さんの勢いのある語り口調はもちろん、会場の和やかな雰囲気や他のお客さんの笑い声も手伝って、とても楽しく観ることができました。

落語のお噺がどんな内容かは、「米揚げ笊」で検索すれば分かりますので、よければ皆さんもご覧になってみて下さい!


落語が終わると、関本先生、杉本さん、雲水坊さん、そして会場のみなさんとで上り締め。今年度最後のイベントは、第1部・第2部共に笑い声が多く上がった、とても明るいものとなりました。

……しかしまか通プロジェクトの活動は、これで終わりではありません!
いよいよ、毎年恒例の「冊子制作」活動が本格化していくのです。
今後、どんな制作活動がされていくのか? こちらも取材でき次第、随時報告させていただきます!

それでは皆さま、良いお年を〜!


中村


ラベル:まか通
posted by プロオペ at 19:52| Comment(0) | 中村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

虎屋京都ギャラリープロジェクト

こんにちは、本学は冬休みになりましたがみなさんいかがでしょうか?
虎屋京都ギャラリープロジェクト(本プロジェクト)は『en -竹虎蒔絵井籠からみる匠の技術展-』を無事終えましたが、その展覧会を開くまでの本プロジェクトメンバーの活動を振り替えってみたいと思います。

9月頃
本プロジェクトメンバーは、展覧会の内容をより深めるためまずは虎屋さんについて知ることから始めました。

虎屋京都ギャラリーを訪問し展示空間を確認した後は、虎屋さんの成り立ちや菓子づくりに関するビデオを拝見。
虎屋さんの材料へのこだわりや、菓子の色合いやほのかな香りと感触、甘みについてなどとても細やかなことに気を使っておられたことが印象的でした。
美味しいお菓子を作るためのその手間と工夫に、虎屋さんが長年愛されてきた秘訣が見える気がしました。

そしてプロジェクトのメンバーは、あらためて虎屋京都ギャラリーでどのような展示ができるかを考えました。

そのあとはギャラリーに併設されている虎屋菓寮でお茶とお菓子を頂き、お菓子の美しい見た目・美味しい味に癒されました。torasan010 (6).jpg
とらやさんのお抹茶とお菓子。ごちそうさまです。
torasan010.jpg
虎屋京都ギャラリー入口と虎屋メンバー。左からTAの歴史遺産学科・二年生 井原瑛美さん、米原有二先生、映画学科・二年生 堀田晃佑くん、情報デザイン学科・二年生 村井彩菜さん

おから




ラベル:虎屋
posted by プロオペ at 11:49| Comment(0) | おから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月22日

WORLD 冬のウインドーディスプレイ制作


こんばんは、土曜日ブログ更新担当のマツダです。

今回は、『WORLD冬のウインドーディスプレイ制作ワークショップ』について現地での取材を行ってまいりました!

こちらの内容につきまして詳しくお伝えしていきたく思います。


(バロックウインドーディスプレイ)
DSC02574.jpg



夕食は豪華なマジカルディナー!?

日曜日の午後、大勢のお客様で賑わうイオンモール伊丹2階のFLAXUS前では、いつにもまして大勢のお客様で賑わっておられました。今回のお子様向けワークショップ内容は『マジカルディナー制作』ということで、FLAXUS前にてこども達と学生が一緒になりまして美味しいディナーを調理していきます。


いらなくなったプリンの容器に折り紙をペタペタ貼り付けまして、アルミホイルを少々トッピング・・・サラダの完成!といった感じで皆さん独特の感性で世界にたった一品だけのマジカルディナーを次々と完成してゆきます。


ワークショップ)    (マジカルディナー)   (調理素材
ワークショップ   マジカルディナー   工作材料




カメラを向けますとサンタ帽子をかぶったお姉さんお兄さんたちがピースしてくれました、みなさんノリノリです。お客さまの前では皆さん自然とニコニコ笑顔なってお仕事バリバリ頑張っちゃいます!


(受付のサンタさん達)
受付サンタサン



そして、最後に完成いたしましたマジカルディナーと共にこども達が記念写真を撮ります。美味しいディナーでお腹いっぱいになったお客様にはスタッフの方から記念写真と今日つくったマジカルディナーのプレゼントがショッパーに入れられ、その場でお持ち帰りされます。


(来年もお待ちしております。)

お渡し


こうして、楽しいひとときはあっという間に過ぎていったのでありました・・・。


今回のワークショップにより、FLAXUSにお越しいただきましたお客様は万越えいたしました。学生皆さんの笑顔とパワーはスゴいエネルギーとなり、きっとお客様の心に響いたためでしょう、本当にお疲れ様ですッ!

以上がご報告となります、最後までお読みいただきありがとうございました。


ハッピークリスマス、皆さんよいお年を!


マツダ
ラベル:WORLD
posted by プロオペ at 00:26| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

虎屋京都ギャラリープロジェクト

現在、虎屋京都ギャラリーにて開催されている『en -竹虎蒔絵井籠からみる匠の技術展-(以下「本展覧会」)』に行って参りました!
12月10日からスタートしたこの展覧会、そのタイトルからどのような展示内容なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は本展覧会の内容について書いていきたいと思います。

ギャラリーに足を踏み入れるとまず迎えてくれたのは虎屋さん所蔵の竹虎蒔絵井籠。
私が思っていたよりも大きく、その存在感に圧倒されました。

13555287336700.jpg
本展覧会は展示内容が三つに区分けして構成されています。
工程ごとに木工・漆・金箔に分けられた展示には、職人さんが使う道具がずらりと置かれています。
なかなかお目にかかれないものばかり。

13555289723896.jpg
ここは木工のスペースですね。

13555289374314.jpg
漆のスペースにある展示品(一部)

13555288099751.jpg
金箔のスペースにある展示品

道具の中には珍しい材質で作られたものもあります。
たとえば人毛で作られた漆刷毛や、鼠の毛で作られた漆刷毛などがありますよ。

壁面のキャプションには展示品の解説も記載されているので、それぞれの道具がどのような用途で使われているのかがわかります。
ただ、キャプションはすべての展示品について説明していませんので、展示物で気になった物がある方はギャラリースタッフに声をかけてみると良いでしょう。

torasan009 (4).jpg
展示のキャプションに書かれている『壁面をご覧ください』の文字に導かれて壁面をみると、

13555288387003.jpg
写真つきで説明があります。

今回展示されている道具は、使用する人の生活や仕事に寄り添って現代まで残ってきたものばかりです。
職人さんたちによって使い続けられた道具だからこそ持つ味わいを感じました。


本展覧会は12/16(日)まで行われています。
近くにお立ち寄りの際には是非足をお運び下さい。

おから
ラベル:虎屋
posted by プロオペ at 10:00| Comment(0) | おから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。