最近はどんな記事を書こうか迷うほど、色々なプロジェクトの取材をさせていただいています。香川県へ行ったり、とあるバスの路線近辺をフィールドワークしたり……。
どれも早く記事にしたい気持ちでいっぱいなのですが、今回は!
先日催された、まか通プロジェクト6月イベント企画
「信長が模倣したことおこし〜 時空を超えて甦る 雑賀衆 〜」
1日目・トークイベント(6月29日(金))の様子をお伝えしたいと思います!
2日目である7月1日(日)のフィールドワークイベントについては、今週中に記事をもう一度書かせていただく予定です。こうご期待!
それでは6月イベント報告(1日目)、始まり始まり〜。
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18時40分頃。五条通と東大路通の交差点近くにあるバス停「五条坂」でバスを降り、会場「通妙寺(京都市東山区)」へと向かう私とプロオペメンバーのおからさん(参加ありがとう!)。
混雑したバスに揺られて少し疲れていた私たちを、まか通メンバーが道の途中途中、笑顔で出迎えてくれました!

大谷本廟の横の小道前にて。左から松内桃子さんと杉本尚樹くん(2人とも情報デザイン学科)、櫻澤克征くん(美術工芸学科)。
杉本くんは「まか通」と書いたのぼりを持っています。これ、今回のイベントから始めた新しい試みなんだそうです。これなら遠くからでも、まか通関係者だということが一目で分かりますね。いいね!
案内してもらった大谷本廟の横の小道に入り、そのまま一本道を進んでいくと……

通妙寺さんの門の前までたどり着きました!
門の前では古川詩穂さん(左端・美術工芸学科)、南田真吾くん(右端・情報デザイン学科)がご挨拶。またこの門をくぐった後も、たくさんのまか通メンバーが和やかな雰囲気で迎えてくれました。
ちなみに今回ご紹介した場所以外にも、一本道の途中や東山区役所前など、色々な場所でメンバーたちは会場への案内を行っていました。親切なまかメンバーに感謝!

お寺の入り口でせっせと仕事をこなす受付嬢3名。
小竹彩奈さん(写真左端)、高橋美穂さん(中央)に受付を済ませてもらった後は、松井美沙紀さん(右端)から配布物を頂きます(以上、3名とも美術工芸学科)。
19時過ぎ、第一部トークイベントが開演。ゲストの鈴木智博さん(「戦国魂」プロデューサー)による、雑賀衆の説明が始まります。

会場にて。左の写真は司会・伊藤成美さん(美術工芸学科)による、トークイベント開演前の挨拶のようす。
戦国時代、「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」とまでいわれていた雑賀衆。彼らはいったいどんな技術をもち、どんな暮らしをし、またどのような戦法で戦っていたのか。
雑賀衆には海賊や職人など様々な人間や集団が集まり、互いに強みを活かしながら活動していた……などなど、雑賀衆の姿を事細かに、また丁寧にご説明いただきました。
しかしそんな雑賀衆には参考となる文献などが少なく、近年、雑賀衆の遠い親戚や子孫にあたる人の口伝であったり、当時の寺や商人の日記を調査することによって雑賀衆の存在と強さが浮かび上がってきたそうです。
まちを歩き、聞き込み調査など行っていけば、もしかしたら歴史研究家ではない人たちでも、未だ多くの人に知られていない歴史上の人物を掘り起こし、またその人物研究の第一人者になれるかもしれない……。
鈴木さんは、そんな夢のある話を教えてくれました!
あなたも明日から研究者として、まちに繰り出してみてはいかがでしょう?
(その2に続きます)
(中村)
ラベル:まか通