2012年06月08日

粟田神社夜渡り神事プロジェクト 活動報告

こんにちは!
金曜日担当のおからです。

先週デザインチェックを終えた粟田です。
今週は各班クオリティの面や仕掛けなど、指摘された部分のデザインの修正をしました。
なので今回は前のミーティングからの細かい直しやクオリティ上げが主でした。
そしてごめんなさい。
皆さん熱を入れて頑張っているのでいっぱい写真を撮ってお伝えしたいのですが、
今週は各班のミーティングになかなか行けなくてA班の分しか写真がありません。
来週は頑張って全班回りたいです。

ということなので、今回は主に粟田神社夜渡り神事に使われるねぶたのモチーフについて説明していきたいと思います。

まずはA班が作る「観音様と歓喜天」です。
歓喜天はナンディケーシュバラや聖天とも呼ばれます。
そしてヒンドゥー教のガネーシャを起源に持ちます。
また暴神でもあったそうです。
美女に化けた観音様が歓喜天を抱きしめて説得をして歓喜天は仏法に信奉し、併せて仏教の護法神となったそうです。
男天・女天2体の立像が向き合って抱擁し合う表現を含むため歓喜天と観音様の像(双身歓喜天像)は秘仏とされて
一般には公開されてないのが普通です。(!)
また、像をよく見ると歓喜天の足を観音様が踏んでいます。
因みに歓喜天の好物は歓喜団・歓喜丸というお菓子や大根、酒などらしいです。

◆歓喜天…神様としては珍しいタイプですね…!

次にB班担当の「知恩院の抜け雀」です。
知恩院は法然が拓いた浄土宗の総本山の寺院です。
知恩院の七不思議というものがあり、
鶯張りの廊下・白木の棺・抜け雀・三方正面真向(まむき)の猫・大杓子・瓜生石・忘れ傘
この七つがあります。
そしてこの「抜け雀」
知恩院大方丈の菊の間の襖絵は狩野信政が描いたものです。これには万寿菊の上に数羽の雀が描かれていました。あまりにも上手に描かれたので雀が生命を受けて飛び去った
と言われています。
現存する襖絵には飛び去った後しか残っていません。

◆狩野信政の襖絵はとても綺麗なので一見の価値アリです。


次はC班担当の「出世恵美須」についてです。

粟田神社摂社の出世恵美須神社のご創建は不明ですが、もとは三条蹴上の夷谷に奉祀されていたそうです。
源義経公が牛若丸の幼少時に奥州下向の際、源家再興の祈願をされた恵美須神であり、その由縁により出世恵美須または門出恵美須と称されました。
500年以上前に蹴上の山崩れで土砂とともに流された時、止まった場所が三条神宮道付近であり、現在でも夷町(えびすまち)という町名が残っています。
明治の排仏毀釈神仏分離により明治4年に粟田神社の摂社としてご遷座され、家運隆昌・商売繁盛のエビス様として広く崇敬されています。
御神像は伝教大師最澄の自作と伝えられ、釣り上げた鯛を持ち、大きく口を開けてお笑いになり、他には類を見ない福々しい御姿をされています。
こうした古様のエビス像は大変珍しく、現存する最古級の寄木造りの恵美須像と云われています。
エビス神は七福神のうちの一柱で唯一の日本の神様です。


◆名前や、鯛をもってにこにこ笑っているイメージならある恵美須様ですが、
やはり知らないことだらけですね。
うーん、愛嬌のある親しみやすい神様ですね。


最後にD班担当「奇稲田姫(クシナダヒメ)」です。

この妃神は古事記では櫛名田比売(くしなだひめ)ですが、日本書紀では奇稲田姫(くしいなだひめ)と表記されています。
ヤマタノオロチ退治の説話で登場し、アシナヅチ・テナヅチの8人の娘の中で最後に残った娘です。
ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノオにより櫛に変えられて、スサノオの髪に挿されます。
ヤマタノオロチを倒したその後、クシナダヒメは元の姿に戻してもらい、スサノオの妻となったそうです。
またクシナダヒメは色々な説があり、クシナダヒメが櫛に変身させられ、櫛の字を宛てるところからクシナダヒメは櫛を挿した巫女であると解釈し、
ヤマタノオロチを川の神として、元々は川の神に仕える巫女であったとする説があります。
もう一つは、父母がそれぞれ「手足を撫でる」という意味を持つことから「撫でるように大事に育てられた姫」との解釈もあり、倭撫子の語源ともされます。
稲田の神として信仰されているそうです。
妃神なので多くの神社では、夫のスサノオや子、子孫の大国主などとともに祀られています。

◆綺麗な雰囲気の漂う、素敵な神様ですね〜。

ぱっと名前だけを聞いたら余りわからないものもあると思いますが、こうやって詳細を読んでいくと
意外と聞いたことのある名前が出てきたりして面白いですよね^^
私はこういった話をあまり知らなかったので勉強になりました。
これを機に他の話も調べてみたいです。


では、来週は17日に粟田神社でプレゼン本番です!!
きっちりねぶたのサイズを決めて模型も作っていきますよー!
プレゼン後は懇親会もあるそうなので予定を空けられる人は空けてておきましょう。
私も参加させてもらいます〜。
新たに担当に入ってくださったプロジェクトセンター職員の奥田さんとも初の顔合わせです。
楽しみです!

awara003-1.jpg
6月8日金曜日、@cafeにて。A班のガッキー(檜垣くん)がばりばり頑張って描き込みを入れています。

A班は月曜日にデザインチェックをするようです。歓喜天と観音様の服も細かい模様が入り、高貴さが出ていました。案が通るといいですね!

B班、D班は見事デザイン案が通りました!D班は仕掛けがうまくいったようですね。B班も先週指摘された「鯛がくじらにみえる」という可愛らしさを重視してしまった結果の失点を改善できたようです。
二班共案が通って本当に良かったです!

C班は知恩院の方に了承をもらえるとデザイン案が通ったことになります。了承が貰えるかドキドキですね…!


今回はこのあたりで。

頼りないですが、なるべく私の体がもつ限り(笑)粟田に携わらせてもらいたいのでよろしくお願いします!


おから


ラベル:粟田
posted by プロオペ at 23:58| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。